- 2008年5月27日 19:18
- MovableType
先日ようやく動かすことができた、ローカル環境でXAMPPを使ってのMovableTypeの運用ですが、せっかくなので備忘録ということで作業手順をまとめて書いてみたいと思います。
<環境と準備>
○OS WindowsXP SP2
○XAMPP Ver1.6.6a(作業時点での最新版)
○XAMPP Perlアドオン Ver5.8.8-2.2.8(作業時点での最新版)
○データベース MySQL を使用
○インストールディレクトリ C:/xampp(デフォルトのまま)
※なお、これから書く手順はあくまでも私が上記の環境で行ったものです。必ずしも他のPCで同様の手順で100%成功するのを保証するものではありません。あくまでも参考程度、ということでご覧ください。
<作業手順>
1 XAMPPをダウンロード。(「ベーシックパッケージ」のインストーラ版を使います。)
2 XAMPP Perlアドオンをダウンロード。1と同じページからダウンロードできます。(ここではインストーラ版を使います。)
3 XAMPPのアイコンをダブルクリックし、インストールをします。
ほとんど自動で進みますので特に入力する場面はありませんが、途中、使うサービスとして、apacheとMySQLの2つにチェックを入れてください。これをすると次回起動したときに2つのサービスが自動起動となります。他の設定は全てデフォルトのままにします。
4 XAMPP Perlアドオンをインストールします。インストール時の設定はデフォルトでかまいません。多少時間がかかりますので、しばらく待ちます。
5 一旦XAMPPを終了し再起動を行います。インストールしたPerlアドオンを有効化するためです。
6 http://localhost にアクセスします。最初に使用する言語の選択画面が出るので、ここでは「英語」を選択。「Welcome to XAMPP for windows Version 1.6.6a!」と表示された画面が出たらOK。左側のメニューから「Status」をクリックし、内容を確認します。
7 CGIファイルの関連づけの変更。
これはかなり重要な部分です。(うまくいかないとCGIそのものが動きません。)
1)Windowsの「スタート」→「設定」→「コントロールパネル」→「フォルダオプション」と進み、「ファイルの種類」を選択。
2)「cgi(cgiファイル)」の項目を探し、それをクリックしてから「詳細設定」をクリック。
3)アクション内にある「open」をクリックして選択してから「編集」をクリック。
4)「アクションを実行するアプリケーション」のところに"C:\xampp\perl\bin\perl.exe" "%1" %* と入力。その下の「DEEを使う」のチェックは外し、「OK」を押してください。
8 http.confファイルの設定(c:/xampp/apache/conf/http.conf)
1)ファイルを任意のエディタで開き、368行目の#ScriptInterpreterSource registry の#を外し保存してください。これでファイルの関連づけに基づいてPerlのパスが処理されるようになります。
2)この後、Apachを再起動して適用させてください。
9 データベースの作成
http://localhost/phpmyadmin/ にアクセス。
「新規データベースを作成する」にデータベース名(任意)を入力し、作成ボタンをクリック。
10 セキュリティの設定(1)
1)一番上のメニューの「特権」をクリック。
2)「root」ユーザーの操作のアイコンをクリックする(この段階でphpMyAdminにアクセス不可となる。)
3)「パスワードを変更する」中のパスワードの中に任意のパスワードを入力し、「実行する」をクリック。
4)C:/xampp/phpMyAdmin/config.inc.phpを開き、21行目のpasswordに先程入力したパスワードを入力し、保存する。(これでphpMyAdminにアクセスできるようになる。)
11 セキュリティの設定(2)
1)C:/xampp/htdocs と C:/xampp/htdocs/xampp の2カ所に.htaccessファイルを設置し、外部からのアクセスをしゃ断します。(文字コードはShift_JISでいいかと...)
2).htaccessの内容は色々書き方があると思いますが、
1. order deny,allow
2. deny from all
3. allow from localhost
4. allow from 127.0.0.1
といった内容でよろしいかと思います。
12 セキュリティの設定(3)
1)C:/xampp/phpMyAdmin/config.inc.phpを開き、19行目のauth_typeの「config」を「http」か「cookie」に変更します。
2)これでhttp://localhost/phpmyadmin にアクセスした時に、ユーザー名とパスワードを聞かれるようになります。ユーザー名はデフォルトの「root」、パスワードは10で設定した任意のものを入力します。
13 MTをインストール
1)C:/xampp/htdocs内にmtフォルダ(名前は任意)を作り、インストールしたいバージョンのMovableTypeのファイルをフォルダ内にコピーします。
2)その後、http://localhost/mt/ でアクセスし、インストール画面が出るのを確認してください。
3)次にhttp://localhost/mt/mt-check.cgi を実行して、画面の一番下に「システムのチェックを完了しました」と出ればOKです。
4)その後は、普通のレンタルサーバにインストールするのと同じように設定していけばOKです。
<ちょっと注意すること>
私が今回インストールする中で躓いた部分ですが、
1 perlのパスを通す設定
7で書いた設定構文、"C:\xampp\perl\bin\perl.exe" "%1" %* は意外と間違える事があるので要注意です。
2 「mt-strticが見つかりません」というエラーの対応
13のインストール段階でこんなエラーが出たら、mt-config.cgiファイルに設定項目を直接書き込んで保存してから再度やってみるとうまくいきます。
3 Skypeを使っている場合の対応
これはトミナガさんのところでも指摘がありましたが、Skypeを使っている場合はポート80を使っているためうまくいかず、Apachでエラーが出る場合があります。
この場合、Skypeの設定画面「ツール」→「設定」→「接続」から「上記のポートに代わり、ポート80を使用」のチェックを外して対処してください。
今回色々な方が書かれたローカル環境+XAMPP+MovableTypeの導入記事を探して読んでみたんですが、基本線は皆さん同じなんですけど、細かい動作が少しずつ違っていて、参考にして作業してもうまく行かないケースが多かったですね...。
導入するPCの環境にもよるんでしょうけど、「これを読めばバッチリ行く!」というのが無いのが、初心者の私としては残念だったです。でも色々なエラーに遭遇したおかげで良い勉強になりました。
普段の私は様々な導入操作をしても備忘録を残さずに、そのままにしておくんですが、今回は勉強の成果ということで記録に残したいと思います。
ローカル環境ができたおかげで、今度は自分のPCの中にないしょのBlogを作ってみたり、テンプレートの作成練習をしたりと好きなようにやれるのがいいですね。
最後になりましたが、色々とお世話になった19740308(TM)のトミナガさん、Under the Bridgeのyoshiさんを始め、関係する記事を書かれた皆様に心から感謝申し上げます。
<参考とさせて頂いた記事>
○XAMPPのPerlアドオンを使えるようにする方法、その他トラブルなど -19740308(TM)-
○MTOSセットアップ -mtde.info-
○WinXPローカルでXAMPPを使ってMovableTypeを動かす -Like@Lunatic
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